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<既存メーカー系と非メーカー系の比較検討によりコストを抑えてエレベーターを更新した事例>
事例番号 C−043
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
 
工事内容 エレベータ
更新工事
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  • 耐久性・耐用性 2基を準撤去工法で改修
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  • 環境・省エネルギー性 カゴ内天井照明をLED化、制御を機械式からIC化
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  • 耐震性 地震時管制運転装置を設置、脱レール防止対策、機械室機器転倒防止対策
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  • 防災性 遮煙性能付扉、停電時自動着床装置付
  • 高齢者対応 車いす対応
    工事費・工期 設計(調査・施工者選定含む)    850千円
    工事監理(アフター含む)    375千円
    更新工事 費用 18,900千円(税込) 工事期間 6ヶ月
    実施時期
    更新工事 平成24年(2012年)7月
    〜平成24年(2012年)12月
    実施時築後年数 30年
    所在地
    埼玉県朝霞市
    建物の概要
    建築時期 昭和57年(1982年)6月竣工
    階数・棟数 地上 11階建  1棟 戸数 214戸
    敷地面積 7,394.45u 延床面積 14,622.46u
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他 エレベーター有
    特徴
    大規模修繕工事とは別に単独に行った。
    更新の合意は比較的容易だった。
    <エレベーター更新工事>
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  • メーカーより部品供給停止の通知があり、予算上準撤去工法での更新を決定し、既存不適格の解消と大型防犯窓付扉設置という目標を掲げ、既存メーカーと非メーカー系の相見積もりをとり適正価格をめざした。
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  • 非メーカー系のエレベーター採用には、住民の一部から異論が出たが、ヒアリング、工場見学などを行い、部品も含め製品が同等であること、メンテナンス費用も含めコスト的にメリットがあること、などの資料を作成し住民に説明した。
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    準撤去工法での改修内容は以下のとおり。
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  • 遮煙性能付扉に改修し既存不適格を解消、同時に大型防犯窓付扉とした。
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  • P波感知器付地震時管制運転、停電時故障時最寄階自動着床、脱レール防止等の対策を実施
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  • バリアフリー対応(車いす仕様)
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  • 天井照明のLED化
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  • 運行速度や乗車定員等の基本仕様は変更しなかった。
  • おおむね好評で、理事会・修繕委員会の評価は高い。
    活用助成制度
    なし
    経緯
    平成23年 10月〜   調査診断(1ヶ月間)
    平成23年 11月〜   設計・施工者選定(8ヶ月間)
    平成24年 7月〜   工事監理(6ヶ月間)
    平成24年 7月   工事着工
    平成24年 12月   工事完了
    業者選定
    指名見積合せ
    設計・施工
    設計業者 (株)ハル建築設計
    改修施工業者

    (株)エレベータシステムズ

     
    改修前   改修後
    エレベーターの更新   大型扉窓、鏡、手摺の設置、車いす仕様、天井灯LED化
    制御装置の更新    
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    マンション再生協議会