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<修繕委員会の設立からはじめ、4年かけて計画を練り大規模修繕工事と同時に行った事例>
事例番号 C−040
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
         
工事内容 エントランス更新工事
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  • 耐久性・耐用性 エントランスドアを両開きから自動ドアに改修
    外構更新工事
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  • 耐久性・耐用性 車路のメイン通路にステンレス製リモコン式大型シャッターゲートを設置、給水管の更新
        人・自転車のサブゲート(2か所)にコンクリート製ノンタッチ式自動ドア付ゲートを設置
        敷地内通路のグリーンオクトパークを撤去しインターロッキングを敷設
    工事費・工期 設計(調査・施工者選定含む)
    工事監理(アフター含む) ー 
    大規模修繕工事総費用 543,248千円(税込) 工事期間 13ヶ月
    内訳(一部) エントランス更新工事   6,840千円
    外構更新工事  85,272千円
    実施時期
    更新工事 平成22年(2010年)9月
    〜平成23年(2011年)9月
    実施時築後年数 11年
    所在地
    千葉県千葉市
    建物の概要
    建築時期 平成9年(1997年)12月〜平成10年(1998年)3月竣工
    階数・棟数 地上 14階建  5棟 戸数 462戸
    敷地面積 7,394.45u 延床面積 38,202.22u
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他 エレベーター有
    特徴
    大規模修繕工事と同時に行った。
    4年かけて修繕委員会の設置からはじめ、初期段階からコンサルタントを選任し業務委託して、大規模修繕工事と改修工事を行った。 
    修繕委員会は全居住者に立候補を呼びかけ、建築関係者だけでなく、幅広い業種の人々が参加する充実した会となった。
    頻度は月2回で、毎月組合報を発行し、適宜アンケート調査も実施し、居住者のニーズ・要望を反映させながら進めた。
    工事内容説明会も数回実施し、総会ではすべての議題で出席者ほぼ全員が賛成しスムーズな決議ができた。
    多額な出費となったが、修繕積立金でまかなえ、資産価値が向上した。
    <エントランス廻り更新工事>
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  • コミュニティー棟のエントランスドアは手動の両開扉であったが、利用頻度が高く、子供のいたずら等で破損が多発したため、自動ドアへ改修した。自動ドア化はほぼ全員に評価を得た。特に、幼児を抱いた主婦からの評価は高い。
    <外構更新工事>
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  • 隣接する商業施設の利用者が誤って当敷地に侵入したり、近道に利用するケースが多発したため、出入口ゲートの新設をおこない、敷地区分を明確にした。
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  • 駐車場につづくメインゲートにはリモコン式大型シャッターゲートを設置。
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  • 人、自転車のみが通行するサブゲート(2カ所)はRC製ゲートを新設。
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  • 立ち止まらず開錠可能なノンタッチシステムを採用し、歩行しながら自動ドアをオープンできるようにした。
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  • メイン通路のゲート新設に併せ、基礎周りの埋設給水管の更新も行った。 
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  • シャッターゲートは、数度の取扱説明会を実施したが、操作ミスによる混乱が起き、朝の渋滞も発生したが、慣れとともに少し早めの出勤等の工夫もされ改善されていった。
      サブゲートは、本マンションの差別化にもつながり、近隣や居住者の評価も高い。
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  • 敷地内通路のグリーンオクトパークは、非常に滑りやすく子供の転倒が多発したため、グリーンオクトパーク部分を撤去し、新規インターロッキングを敷設した。
    活用助成制度
    なし
    経緯
    平成22年 9月   大規模修繕工事着工
    平成23年 9月   工事完了
    業者選定
    公募による指名見積合せ
    設計・施工
    設計業者
    改修施工業者

    フジミビルサービス(株)

     
    改修前   改修後
    エントランスドアの更新   自動ドア化
    エントランスドアの更新 自動ドア化
    メインゲートの改修    
    メインゲートの改修  
    サブゲートの改修    
    サブゲートの改修  
    グリーンオクトパークの改修    
    グリーンオクトパークの改修
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    マンション再生協議会