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<駐輪場がないマンションに駐輪場を新設した事例>
事例番号 E −036
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
         
工事内容 駐輪場設置工事
  • 耐久性 耐用性 植栽スペースの一部変更や中庭への駐輪ラックの設置などにより駐輪20台分を確保
        中庭にあった不法駐輪のバイクの処分を皮切りに、植栽スペースの一部変更や駐輪場のあるマンションとしてエントランス周りの美観改善により資産価値も向上した
    工事費・工期 駐輪場設置工事 工事期間
    実施時期
    駐輪場設置工事 平成26年(2014年) 実施時築後年数 28年
    所在地
    東京都杉並区
    建物の概要
    建築時期 昭和61年(1986年)竣工
    階数・棟数 地上 5階建   1棟 戸数 住宅 48戸 
    敷地面積 延床面積
    構造 鉄筋コンクリート造
    その他  
    特徴
    大規模修繕工事と同時に実施
  • 分譲時から駐輪場がなく、駅から8分程度の距離にあり自転車利用者が多かったことから、居住者によるエントランスへの駐輪が常態化し、年ごとに駐輪台数が増えて避難用通路を塞ぐ状況であった
  • 管理者が変わり理事会が管理することになり、駐輪自体を禁止するのではなく駐輪スペース確保し、生活の利便性確保を模索する方針とした
  • 具体的には、中庭にあった違法駐車のバイクをを処分し、植栽スペースの一部変更と中庭への駐輪ラックの設置で20台分のスペースを確保した
  • 限られた修繕積立金の中での費用対効果が確認され、過半数の議決を得た
  • 総会の場では協議の時間を長く確保して合意形成に努めた
  •  
  • 駐輪場問題は、第三者管理方式の期間中は放置され続けてきたが、2年前の規約改定時に理事会が設置されたことを契機に解決の道が開けた
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  • 管理方式変更までに5回の臨時総会を行い、変更後は2回の定期総会で合意形成を図った
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  • 当マンションはコンパクトマンションで、賃貸居住者も多く、所有者・居住者双方のニーズを満たすように配慮した
  • 修繕積立金の少ない会計状況の中、当マンションは賃貸入居者も多く、そのニーズにこたえるため、駐輪場設置工事を優先した
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成26年 駐輪場設置工事を実施       
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
    完成写真
    改修前(違法駐輪の様子)    
    改修前(違法駐輪の様子)    
         
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    マンション再生協議会