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<資産価値向上と周辺との調和を目指し、アプローチ・エントランスを改修した事例>
事例番号 E −034
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
         
工事内容 メインアプローチ・エントランス
ホール 改修工事
  • 耐久性 耐用性 メインアプローチ、エントランスホール、正面階段の床タイルの貼り換え、案内板の位置
        変更、集合ポストの更新
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  • その他 エントランス前に設けられたキャノピー(天蓋)の撤去
    工事費・工期 改修工事 約48,000千円 工事期間
    実施時期
    改修工事 平成25年(2013年) 実施時築後年数 31年
    所在地
    東京都豊島区
    建物の概要
    建築時期 昭和57年(1982年)竣工
    階数・棟数 地下 1階 地上 11階建   1棟 戸数 住宅 64戸  非住宅 7戸 
    敷地面積 延床面積  
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他  
    特徴
    大規模修繕工事と同時に実施
  • 大規模修繕工事の実施を機に、管理組合が一般の居住用マンションとは違う、当マンションの特性を踏まえた戦略的な取り組みとして、周辺の建物に埋没しない<顔づくり>をコンセプトとする性能向上をすることになった
  • 駅前の一等地に立地したマンションで商業・ビジネス利用が中心であるにもかかわらず、利用形態を考慮した管理が行われておらず、テナントの確保や賃料にも影響をするおそれがあるため、資産価値の維持・向上を明確な目標とする取り組みが必要になった
  • 築30年が経過しているにもかかわらず、修繕工事は屋上防水、鉄骨階段塗装等が個別、部分的に行われただけであった
  • エントランス前に設けられたキャノピー(天蓋)が、暗いエントランスホールの原因であり、商業施設の雰囲気を阻害しているため、これを撤去し、明るいエントランス空間の創出と、店舗が続く街並みとの一体感の形成を図った
  • 地階と2階の商業施設と1階エントランスを外観上の一体感を出すことにより、建物全体の商業施設としての価値を向上することで、バラバラな印象を与えがちな区分所有の弱点を克服した
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  • 毎日の来客確保を重視する店舗にとっては工事中の来客に支障があることが大きな問題であるため、管理組合とテナントの間で何回も協議を重ね、エントランス周辺や導線の改善をはかることを説明して理解を得ることができた   
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  • 現場は交通量の多い駅前の幹線道路(明治通り)であるため、道路使用許可は深夜に限られ、更に、24時間営業、深夜営業の店舗もあるため特に注意と配慮が必要とされた
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  • 区分所有者については、積立金の範囲内で実施する工事でもあり、テナント確保や資産価値の向上に資するため特段の反対意見等はなかった
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成25年 メインアプローチ・エントランスホール改良工事を実施       
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
     
         
         
         
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    マンション再生協議会