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<マンションの長寿命化を考え、修繕委員会を中心に「元気化計画」を作成して改修に取り組んだ事例>
事例番号 E −025
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
     
工事内容 高齢化対応工事
イメージ向上工事
  • 高齢者対応 ・車椅子の利用に不便な急勾配、狭い復員のスロープを広くゆったりしたスロープに改善
        ・玄関ホールと廊下、エレベーターホールと廊下、鉄骨階段と廊下等の段差を解消
        ・住戸玄関扉の取っ手をレバーハンドルに交換、ドアクローザーをバックチェック式に交換
  •  
  • その他 ・廊下側の面格子を交換
        ・使用されない談話コーナーの壁を撤去し、快適なエントランスホールに改装
        ・子どもの遊び場としての利用を終えた公園を高齢者が多い居住者交流の場として再生
        マンションのシンボルとなる樹木を残して植栽を整理、ガーデニングも楽しむことができる花壇のある芝生広場としてリ・デザイン、あわせて敷地周りの植え込みの整備と老朽化した専用庭のフェンスを交換
        ・白と黒を基調とするモノクロームの外装を、グリーンを基調とする柔らかな配色に 変更
    工事費・工期 高齢化対応工事
    イメージ向上工事
    約95,000千円(大規模修繕全体費用) 工事期間
    実施時期
    高齢化対応工事
    イメージ向上工事
    平成24年(2012年) 実施時築後年数 35年
    所在地
    千葉県松戸市六高台
    建物の概要
    建築時期 昭和52年(1977年)竣工
    階数・棟数 地上 8階建   1棟 戸数 住宅 79戸 
    敷地面積 延床面積
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他  
    特徴
    大規模修繕工事と同時に実施
  • 総会前に区分所有者の意向把握等を積み上げてきたので大きな語論もなく、過半数の議決を得た
  • 築35年が経過し、住民の高齢化への対応とあわせて、コミュニティを継続し新たな住民を呼び込むことのできるマンションに取り組んだ
  •  @ マンションの長寿命化をはかる(市場価値の維持)
     A 住民生活の変化にあわせる(住民の高齢化への対応)
     B コミュニティの継続性を高める(住民交流、愛着心の向上、若年層の導入)
     C「街の景観を創るマンション」として存在感を示す(外装の色を変え、地域のランドマークとなるマンションをめざす)
  • 「みらいを語る会」(修繕委員会)を中心に、区分所有者の意向を把握し意見を積み上げながら「元気化計画」を作成
  •  @ 問題点・要望点の洗い出しと整理 → 改善点の発見
     A マンションの目標の設定 → 改善方針の決定 (実現したい生活像)
     B 改善アイデアの抽出と意見交換 → 取捨選択(実施項目)
     C 費用・施工性の検討→工法材料の検討
     ◎ 高齢者にやさしく、永く安心して住めるマンション、さらに、次の世代が受け継いでくれるマンションにする
  •  
  • 過去の大規模修繕工事は、劣化更新が中心だったが、今回は住民の高齢化への対応とともに、新たな住民を呼び込むことを重視した改修を行った
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  • 竣工した1970年代後半は、子供たちの元気な姿があふれており敷地の1/5が児童公園だったが、遊ぶ子供のいない砂場やブランコが残っていた
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成24年 大規模修繕工事を実施       
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
     
         
         
         
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    マンション再生協議会