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<分かり易く丁寧な広報活動で、給水方式変更とガス管更新を同時に行った事例>
事例番号 B−005
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
       
工事内容 給水管直結工事
  • 耐久性 耐用性 高置水槽方式から、直結給水方式に変更
    増圧ポンプ、減圧弁付メーターユニット設置
      高密度ポリエチレン管の採用による耐久性の向上
  • 耐震性 高密度ポリエチレン管の採用による耐震化の向上、埋設配管の耐震化による工事
    ガス管更新工事
  • 耐久性 耐用性 屋外埋設管は中密度ポリエチレン管採用による高寿命化
    ピット内配管は外面被覆鋼管採用による耐久性の向上
  • 耐震性 中密度ポリエチレン管の採用による耐震化の向上
    工事費 給水管直結工事 約15,000千円 工事期間
    ガス管更新工事 約5,500千円 工事期間
    実施時期
    給水管直結工事 平成24年(2012年) 実施時築後年数 30年
    ガス管更新工事 平成24年(2012年) 実施時築後年数 30年
    所在地
    建物の概要
    建築時期 昭和57年(1982年)竣工
    階数・棟数 地上4階建 2棟 戸数 39戸
    敷地面積 延床面積
    構造 壁式鉄筋コンクリート造
    その他 エレベーター無
    特徴
  • 各工事とも大規模修繕工事とは別に独立して実施した
  • 修繕検討委員会を設け、広く意見を求め、また、工事内容を精査し、費用圧縮に努めた
    毎月発行の広報紙により費用や工事内容の紹介を行ない、居住者への説明会を3回実施した
    工事中は施工者の特設掲示板により予定と内容の周知を図った
  • 居住者の評判も良く、消費税増税前にやって良かった
    <給水管直結工事>
  • 劣化診断の結果、設備更新の時期を迎え検討を開始した
    高置水槽給水方式と直結増圧給水方式を工事費とランニングコスト等で比較し、工事費が現状設備の更新より安く、工事に伴う断水が少ないこと、及び、良質で安全な給水が可能なことから、直結増圧給水方式に変更を決定 
  • 配管は耐震性能の向上と耐久性を考慮し、高密度ポリエチレン管を採用
  • 隣接管理組合の高置水槽から切り離し、増圧ポンプを2棟で1ユニット設置、各住戸の水圧を均一に保つ減圧弁付きメータ採用、埋設配管の耐震化工事も行った
  • 隣接管理組合と施設維持費に係る協定があり、隣接管理組合の了解を得た上で工事を行った
  • 大規模修繕とは別に独立で実施した。居住者の評判もよく、消費税増税前の実施でよかった
    <ガス管更新工事>
  • 給水管直結工事と同時に施工することで、給水管の埋設経路を利用でき工事費用も大幅に削減できた
  • 敷地内までのガス本管(鋳鉄管)は劣化が進行していないことから、敷地屋外埋設管、ピット内配管を更新した
  • 屋外埋設管は中密度ポリエチレン管、ピット内配管は耐久性を考え外面被覆鋼管を採用した
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成23年〜 24年   居住者への説明会を3回実施
    平成24年     給水管直結工事、ガス管更新工事を実施
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    改修施工業者
     
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    マンション再生協議会