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<公庫都市居住融資及び高齢者向け返済特例制度を利用した建替え>
従前マンション名称(供給元) 日生西新コーポラス(民間事業者)
所在地 福岡市早良区西新2丁目
  建替え前 建替え後
建物建築時期 昭和43年(1968年)竣工 平成15年(2003年)竣工
敷地面積 1,215.13㎡ 1,217.96㎡
延床面積 約1,556㎡(総専有床面積) 2,315.46㎡
建物形状 階数・棟数 地上5階建・地上4階建 計2棟      地上6階建 1棟
構造 鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造
住戸の状況 総戸数 総戸数36戸(内住戸36戸) 総戸数23戸(内住戸23戸)
間取り 1K~3K 2LDK~4LDK
各戸専有面積 20.00㎡~54.82㎡(平均43.24㎡) 60.06㎡~100.24㎡(平均76.84㎡)
総会決議等

全員合意による一体不可分の従前資産売買契約締結

事業手法 全員合意による任意建替え(等価交換方式)
仮住居の確保方法 民間賃貸住宅等
補助制度等の利用状況
住宅金融公庫 都市居住再生融資
マンション建替え事業における高齢者向け返済特例制度(平成13年10月開始)利用 第1号
建替えを必要とした理由
築30年を過ぎたあたりから外壁全面改修工事の費用捻出の問題や配管・設備の劣化の問題などが生じてきたため、区分所有者全員の合意で建替え決議
特徴等
福岡市ではじめて分譲された民間分譲マンションの建替え
完成当時の指定容積率200%が都市計画の見直しにより150%に減じられ、建替え前の北棟単独では既存不適格となっていたが、南棟と共同建替えをすることで成立した
専有面積を平均43.24 ㎡から76.84 ㎡に増やしたので、総戸数は建替え前の36戸が建替え後23戸に減少した
全員合意による等価交換方式
建替え決議に同意し等価交換契約を締結していたにも関わらず、1名の区分所有者が賃借人を入居させ明渡しを拒んだため、解決までの約6ヵ月間事業が遅延した
経緯
2001年 3月 ㈱ラプロスをコンサルタントに決定
2001年 9月 全員合意により建替え決議、A社を事業協力者に選定
2001年 11月 区分所有者とA社とで個別に等価交換契約を締結
2002年 3月~ 賃借人の明渡しが難航し、賃借権抹消と明渡しの提訴により事業遅延
司法の場で3回の口頭弁論をへて、6ヵ月後に和解し解決
2002年 9月 事業協力者をA社から㈱リクルートコスモスに変更
2002年 9月 解体着工
2002年 11月 本体着工
2003年 9月 竣工
コンサルタント・事業協力者等
コンサルタント ㈱ラプロス
事業協力者

㈱リクルートコスモス(現:㈱コスモスイニシア)

設計 ㈱ジェイ・エム・ディ設計
施工

真柄建設㈱

 
建替え前   建替え後
日生西新コーポラス
コスモ西新コートフォルム
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