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<容積率既存不適格マンションの自主建替え>
従前マンション名(供給元) 富士マンション(民間事業者)
所在地 新潟県新潟市寄居町
  建替え前 建替え後
建物建築時期 昭和40年(1965年)竣工 平成20年(2008年)竣工
敷地面積 約738u(登記面積約757u)

約852u(隣接施行敷地含む)

延床面積 約5,292u(登記面積) 約5,008u
建物形状 階数・棟数 地上9階建 1棟 地上13階建 1棟
構造 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造
専有区画の状況 総区画数 住宅54戸+店舗・事務所18戸
(計)72区画

住宅44戸+店舗・事務所7戸  
(計)51区画

間取り 2DK、3DK 1LDK、2LDK、3LDK
住戸専有面積 約45u〜約60u 約50u〜85u
建替え決議等 区分所有法第62条に基づく建替え決議(平成16年7月4日)
事業手法等 マンションの建替えの円滑化等に関する法律に基づくマンション建替事業(組合施行)
仮住居の確保方法 各自にて確保
補助制度等の活用状況 優良建築物等整備事業 他
建替えを必要とした理由 耐震不安、換気設備の不備、給排水設備の劣化、屋上防水の劣化、天井高の不足、バリアフリー対策の不備等
特徴等 @自主管理の実績や活発な自治会活動の実績を活かし、自らの手による建替え事業を推進。
A既存不適格建築物(容積率オーバー:推計717%)であるため、隣接施行敷地を取り込み敷地面積増を図った。
B総合設計制度の活用による容積率の割増し。(基準400%→436%)
C保留床のないデベロッパー不在の自主建替え。
D還元率が20%以下と低い。
E事業資金調達に協力的な地元金融機関があった。
  (全国市街地再開発協会の債務保証、高齢者住宅財団の債務保証の活用)
経緯
1965年 新潟市内の最も古い分譲マンションの一つとして竣工
1999年 建替えアンケート実施
2000年 4月 建替え推進決議成立
2002年 2月 建替え準備組合設立
2004年 7月 区分所有法による建替え決議成立
2005年 11月 建替法に基づくマンション建替組合設立認可
2006年 5月 権利変換計画の認可
2006年 6月 解体工事着手
2006年 12月 施行再建マンションの新築工事着手
2008年 3月 施行再建マンションの竣工
コンサルタント・事業協力者等 参加組合員  :無し
コンサルタント:(株)アール・アイ・エー
設計・監理  :RIA・小畴設計共同企業体  
     
建替え前  
建替え後

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