大規模修繕工事とは別に単独に、長期修繕計画に基づく計画修繕の一環として行った。 |
工事期間中の高齢者等の居住者対策として、階段に手すり設置、踊り場に休憩用イスを配置、また、1つの棟では15時〜18時に買い物運搬手伝い人を置き、合意を得て大きなトラブルもなく工事を進めることができた。 |
|
<エレベーター更新工事> |
|
築後20年を超える頃から不具合が出始め、閉じ込め事故、ドアの開閉ができない、着床時の段差、階の途中での停止、無作動等が生じた。 |
|
保守会社が非メーカー系のため、新築当初から部品の供給を含め不完全なメンテナンスが続き不具合が多発、事故も起きるようになった。 |
|
更新の条件として、元のメーカーにとらわれず全て新しくなる全撤去工法を採用し、競争原理を働かせ業者選定を行い、性能も新築マンションと同等レベルとすることにした。 |
具体的には、以下の仕様とした。 |
|
カゴをトランク付から奥行2mに広げることで、自転車等に対応でき、積載荷重も600Kg(9名)から850Kg(13名)とする。 |
|
地震時管制運転装置、火災時管制運転装置、停電時管制運転装置、カゴ内防犯カメラおよび一階乗り場の監視モニター、車いす対応とする。 |
|
事故の不安のあるエレベーターからの更新で、美観、安心感、速度、防犯モニタなどに評価が高かった。 |