事例番号 |
C−018 |
工事対象 |
耐久性
耐用性 |
環境・省エネルギー性 |
耐震性 |
防災性 |
高齢者対応 |
その他 |
○ |
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工事内容 |
給水専有部分更新工事 |
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耐久性 耐用性
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硬質ポリ塩化ビニルライニング鋼管+コーティング継手から架橋ポリエチレン管に更新 |
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排水共用設備更新工事 |
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耐久性 耐用性
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共用雑排水管を配管用炭素鋼管から硬質ポリ塩化ビニル管に更新 |
共用雑排水竪管は、内管に硬質ポリ塩化ビニル管、外管に耐火材の二層管とした |
台所まわりは消音カバーを設置し排水音の低減を図った |
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排水専有部分更新工事 |
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耐久性 耐用性 |
既存の配管用炭素鋼管から硬質ポリ塩化ビニル管に更新 |
下階の住戸への排水管を、自宅住戸内で処理できるよう改修した |
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工事費・工期 |
設計(調査・施工者選定含む) |
12,650千円 |
工事監理(アフター含む) |
9,300千円 |
更新工事 総費用 |
481,320千円(税込) |
工事期間 |
11ヶ月 |
内訳 |
給水専有部分
更新工事 |
128,272千円 |
排水共用設備 更新工事 |
224,776千円 |
排水専有部分 更新工事 |
128,272千円 |
実施時期 |
更新工事 |
平成22年(2010年)3月
〜平成23年(2011年)1月 |
実施時築後年数 |
27年 |
所在地 |
横浜市金沢区 |
建物の概要 |
建築時期 |
昭和58年(1983年)3月竣工 |
階数・棟数 |
地上 4〜14 階建 12棟 |
戸数 |
404戸 |
敷地面積 |
36,132.39u |
延床面積 |
42,833.86u |
構造 |
鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
その他 |
エレベータ有 |
特徴 |
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大規模修繕工事とは別に単独に行った |
2003年の長期修繕計画見直しで、住戸内設備配管を管理組合での維持管理として計上し、修繕積立金の増額も総会承認された。その修繕計画では築30年目に策定されていたが、住戸内専有給排水・給湯管の漏水事故が増加傾向にあり、下階住戸への被害防止のため、3年前倒しで改修工事を行った。 |
共用汚水排水管を除く共用・専有の配管の更新が終了し、安心・安全な水道水の供給と、漏水の心配がなくなったこと、40年以上更新する必要がないこと、住戸内立入改修工事も10年以内には行わなくてよいことなどが評価を受けた |
<給水専有部分更新工事> |
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住戸内専有既存給水管が継手部や異種金属接続部で錆腐食が発生し漏水事故が起こっていることから、腐食の心配のない耐久性のある資材への変換を行った。 各衛生器具に止水栓を設けることで水量調整を容易なものとした。 |
<排水共用設備更新工事> |
専用部の排水改修は住戸内立ち入り工事となるため、修繕計画を見直し住戸内工事の集約化で二重投資を防止した。
下階天井内に配管されていた専用部雑排水管を、浴室ユニットバスの取替えに合わせ自階床上配管に変更し、住戸内配管全てを自宅住戸内に納めた。 |
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活用助成制度 |
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経緯 |
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平成15年 |
3月 |
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臨時総会にて、管理規約改定承認、及び、専有配管と共用配管を一体で管理組合が行う費用を盛り込んだ長期修繕計画見直し案の報告 |
平成15年 |
5月 |
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通常総会にて、長期修繕計画見直し版の承認、及び、修繕積立金値上げの承認 |
平成18年 |
10月 |
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臨時総会で、第2回大規模修繕工事の実施承認、及び、長期修繕計画(給水直結化、及び、専有部分給排水給湯管回収金額)の見直し |
平成20年 |
6月 |
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共用給水設備直結化工事開始 |
平成20年 |
6月〜 |
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調査診断(9ヶ月間) |
平成20年 |
10月 |
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共用給水設備直結化工事完了 |
平成21年 |
6月〜 |
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設計・施工者選定(10ヶ月間) |
平成22年 |
3月 |
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工事着工 |
平成23年 |
1月 |
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工事完了 |
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業者選定 |
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設計・施工 |
設計業者 |
横浜市住宅供給公社、(有)トム設備設計 |
改修施工業者 |
建装工業(株) |
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