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<テラスハウスの給水方式変更、給排水管更新事例>
事例番号 C−003
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
     
工事内容 共用給水設備
更新工事
  • 耐久性 耐用性 給水システムを直結給水方式に変更することで、耐久性・耐用性が向上
  • 防災性 給水場棟を防災倉庫に転用
    給排水埋設管
    更新工事
  • 耐久性 耐用性 配管を従来の鋼管からポリエチレン管に変更することで耐久性・耐用性が向上
  • 耐震性 配管を従来の鋼管からポリエチレン管に変更することで耐震性が向上
  • 防災性 配管を従来の鋼管からポリエチレン管に変更することで防災性が向上
    工事費・工期 設計(調査・施工者選定含む)  2,520千円
    工事監理(アフター含む)  2,470千円
    大規模修繕工事 総費用 67,566千円(税込) 工事期間 約5ヶ月
    内訳(一部) 共用給水設備
    更新工事
    16,992千円
    給排水埋設管
    更新工事
    50,504千円
    実施時期
    大規模修繕工事 平成21年(2009年)6月〜10月 実施時築後年数 27年
    所在地
    神奈川県横浜市
    建物の概要
    建築時期 昭和57年(1982年)3月竣工
    階数・棟数 地上 2階建、3階建 40棟 戸数 236戸
    敷地面積 延床面積
    構造 壁式鉄筋コンクリート造、テラスハウス
    その他 エレベーター無
    特徴
  • 大規模修繕工事とは別に単独で行った
    <共用給水設備更新工事>
  • 既存は受水槽から圧送するシステムであったが、老朽化に伴い直結給水方式に変更して更新工事を実施
  • 受水槽、ポンプ、自家発電等の維持管理費が年間約2、900千円かかっていたが、ほとんどが不要になり、また、地下受水槽を通さず直結となったことで、水質が向上し住民の評判もよい
  • 従来の受水槽は災害時の非常用水としても考えていたが水槽がなくなったことで、2年後に井戸を掘り災害時の対応を行うことにし、給水場棟は防災倉庫として活用している
    <給排水埋設管更新工事>
  • 給水システムの変更に伴い、埋設配管の管径、材質を変更した
  • 従来の埋設鋼管は劣化が進んでおり、鋼管から樹脂管(ポリエチレン管)に変更することで、耐久性、耐震性、防災性が高まった
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成14年 2月〜   調査診断(2ヶ月間)
    平成20年 6月〜   設計・施工者選定(9ヶ月間)
    平成21年 5月〜   工事監理(7ヶ月間)
    平成21年 6月   工事着工
    平成21年 10月   工事完了
    業者選定
    改修施工業者

    指名見積り合せ

    設計・施工
    設計業者 Tm設備設計
    改修施工業者

    Ke株式会社

     
    改修前   改修後
    給水場内部(増圧ポンプ)   給水場内部(撤去後)
    増圧ポンプ 給水場内部 撤去後
    給水場内部 撤去後
    既設埋設管   埋設工事中
    既存埋設管 埋設工事中
      埋め戻し
    塩ビライニング鋼管の錆 溶着継手
    鋼管の錆 溶着継手
         
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