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<外断熱改修工事の結果、結露によるカビの被害や玄関ドアの凍結がなくなった事例>
事例番号 E −018
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
         
工事内容 外断熱改修工事
  • 環境・省エネルギー性 基礎廻り:XPS断熱材t50、樹脂モルタルt15
        外壁:湿式外断熱工法(EPS断熱材t75、高耐久塗材仕上げ)
        建具(共用部):断熱硝子クリアFitに交換、アルミサッシ枠は断熱塗材塗布、水切り材の延長
    工事費・工期 外断熱改修工事 約67,500千円 工事期間 -
    実施時期
    外断熱改修工事 平成25年(2013年) 実施時築後年数 33年
    所在地
    北海道千歳市
    建物の概要
    建築時期 昭和55年(1980年)竣工
    階数・棟数 地上 5階建   6棟 戸数 108戸
    敷地面積 - 延床面積 -
    構造 鉄筋コンクリート壁式構造
    その他  
    特徴
    大規模修繕工事と同時に実施
  • 改修以前は竣工後33年経過していたが屋上防水改修を実施したのみで、経年劣化による汚れ、躯体面の亀裂、鉄筋の爆裂箇所などが見られた
  • 廊下は外部と同じ扱いで、冬期は室温と15〜20度以上の寒暖の差があり、床面や壁面の結露水の凍結により住戸玄関ドアが開閉出来ない被害や、床タイルの剥がれが毎年発生していた
  • 上記の被害があり、管理組合で老朽化したマンションの資産価値を高めること、住みやすさの追求による改良と躯体の長期保存を目指し外断熱工法による改修を選択した
  • 見学会や事前説明会を行っていたため特に問題く、臨時総会を開催して議決で3/4を得た
  • 修繕委員会を立ち上げ、委員4名のうち理事が2名いたので、合意形成をはかる上で有利に動けた
  •  
  • 先行事例のWing3を見学し、外断熱改修による効果などの説明会を実施することで理解を得ることができ、合意形成できた。
  •  
  • 北棟の1階西側住戸は改修前はカビ被害がひどかったが、改修後は非常に暖かくなり解消された
  • 玄関の結露もなくなり廊下も非常に暖かくなったので住人同士で立ち話も出来るようになった
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成25年(2013年) 外壁外断熱工事を実施       
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
    完成写真
    屋外サッシまわり   建物外観(改修後)
    屋外サッシまわり   建物外観(改修後)
         
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    マンション再生協議会