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<国土交通省の北方型外断熱改修プロジェクトの助成金を使い改修を行った事例>
事例番号 E −014
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
         
工事内容 外断熱改修工事
  • 環境・省エネルギー性 @外壁乾式工法による外断熱改修(北面、南面、西面の一部)
    ・外断熱マルチパネル後張り工法:断熱材EPSt=50o+ガリバリウム鋼鈑t=0.4貼り
    A外壁湿式工法による外断熱改修(東面、西面バルコニー面、1階)
    ・湿式外断熱システム(シュトーサーモクラッシック):断熱材EPSt=50o+有機質プラスター仕上
    工事費・工期 外断熱改修工事 約85,300千円(内助成金約24,000千円) 工事期間 -
    実施時期
    外断熱改修工事 平成22年(2010年) 実施時築後年数 13年
    所在地
    札幌市東区
    建物の概要
    建築時期 平成9年(1997年)竣工
    階数・棟数 地上 14階建  1棟 戸数 61戸
    敷地面積 - 延床面積 -
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他  
    特徴
  • 改修前の調査は躯体ひび割れ(コールドジョイント)、バルコニー床面のひび割れ、塗装面における膨れが見られ、各住戸内にも冬の結露によるカビなどが見られた
  • 上記調査を踏まえ、躯体保護、居住環境の向上、長期的にみた修繕工事費を下げることなどを理由に外断熱改修を採用した
  • 事前に説明会を行うなどして周知し、総会の議決で3/4の承認を得た
  • 道庁が発行するパンフレットを活用し、外断熱工法について住民説明会を実施した
  • 理事会と大規模修繕専門委員の合同会議を詰め重ねた
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  • 改修後入居者アンケートを実施したところ、住戸内温度について「かなり暖かくなった」は32%、「少し暖かくなった」は60%であり、満足度については「かなり満足している」が23%、「まあ満足」は64%だった
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  • 上記により多くの住人が外断熱改修に対し満足を示していることがわかる
  • 以前は東側居室が寝室として機能しなかったが、改修後は寝られるようになった
    活用助成制度
  • 国土交通省:北方型外断熱改修プロジェクト 約24,000千円
    経緯
    平成22年 外壁、建具等の外断熱改修工事を実施       
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
    完成写真
     

    建物外観  

      外断熱改修工事の概要 外断熱改修による室内温度の変化グラフ
         
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