TOP > 改修事例 > 大規模改修・耐震改修事例−1 > E-013
<国土交通省の助成金を利用し外断熱改修・省CO2改修工事を行った事例>
 
事例番号 E −013
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
       
工事内容 外断熱改修
・省CO2改修工事
  • 耐久性 耐用性 屋根の外断熱:既存断熱材の上から新に断熱材40oを敷き込み、防水処理しその上に瓦を敷く
  • 環境・省エネルギー性 屋根の外断熱:既存断熱材の上から新に断熱材40oを敷き込み
      開口部の断熱化:既存サッシュの内側にインナーサッシュを設置
      壁の外断熱:断熱材50oを樹脂モルタルで直張り、表面を左官仕上げ
    工事費・工期 外断熱改修
    ・省CO2改修工事 
    約1,100,000千円 工事期間
    実施時期
    外断熱改修
    ・省CO2改修工事 
    平成25年(2013年)〜平成26年(2014年) 実施時築後年数 31年
    所在地
    東京都多摩市
    建物の概要
    建築時期 昭和57年(1982年)竣工
    階数・棟数 地上 2〜5階建  29棟 戸数 356戸
    敷地面積 延床面積
    構造 鉄筋コンクリート造
    その他  
    特徴
    大規模修繕工事と同時に実施
  • 一般居住者にとってはなじみのない補助事業(補助金)への不安及び修繕の取り組みとして外断熱の優先性への疑問(排水トラブルが生じており排水関係の対応が優先されるべきとの意見など)があったが、総会の議決で3/4の承認を得た
  • 住環境の向上、資産価値の向上、団地の活性化(世代交代の促進)に取り組んだ
  • 問題意識(建物、居住者の高齢化など)の共有のために、きめ細かい広報活動を実施
  • 工事実施段階においては、工事前に把握され得ない個別の問題について「質問状の提出→業者と連携してスピーディな回答」をきめ細かく実施して、問題・不安の解消にあたった
  • ハード面の今後の性能向上については検討中であるが、今回の外断熱改修で当面、一定レベルまで確保できたと考えている
  • 今後、管理組合としてはソフト面で団地のコミュニケーションのあり方を検討し、取り組むことが課題と考えている(例:高齢者のサポートなど)
    活用助成制度
  • 国土交通省:住宅・建築物CО2先導事業
    経緯
    平成25年(2013年) 外断熱改修・省CO2改修工事を実施       
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
    完成写真
     
    ・外断熱工法*建物躯体の外側全体を断熱材で包み込む断熱工法   ・開口部の断熱化*既存のサッシの内側にインナーサッシを設置
     
    ・壁の外断熱*断熱材50oを樹脂モルタルで直接貼り付け、
    表面を左官仕上げ
       ・屋根の外断熱*既存断熱材の上から新たに断熱材40oを敷き込み、防水処理しその上に瓦を敷く
    << BACK NEXT >>
    マンション再生協議会