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<国土交通省「マンション耐震化マニュアル」を参考に実施した耐震改修事例>
事例番号 E −004
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
     
工事内容 耐震改修工事
  • 耐震性 4号棟床スラブせん断伝達能力向上のための1階床下ピットの床スラブ補強
        (50cm厚のコンクリートを打ち上部の耐震壁が受ける地震の応力を地下杭に伝える働きを補強)
    下記費用・工期に
    含まれない工事
  • 環境・省エネルギー性 カバー工法アルミサッシ交換
  • 高齢者対応 1階スロープ取付け、階段手摺取付け
    工事費・工期 耐震改修工事 約43,000千円(内助成金9,800千円) 工事期間
    実施時期
    耐震改修工事 平成23年(2011年) 実施時築後年数 34年
    所在地
    東京都江戸川区南葛西
    建物の概要
    建築時期 昭和52年(1977年)竣工
    階数・棟数 地上13階建 2棟、14階建 5棟 戸数 全体 1,324戸、非住宅18戸
    4号棟 190戸
    敷地面積 延床面積
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他 団地型
    特徴
  • 江戸川区から耐震診断の助成金が出ることになり、耐震問題検討特別委員会を設置
  • 当初、建築士などの専門家の反対があったが、図面による予備診断を行うことで納得してもらった
  • 診断では4号棟のみ要改修という結果だったが、団地全体の課題と捉え早期改修に向けて検討を進めた
  • 国土交通省の「マンション耐震化マニュアル」を参考にした
  • 管理組合ニュースや委員会ニュースでその都度質疑応答などを掲載し、丁寧な住民周知を行った
  • 4号棟の号棟総会を開催し、問題なく過半数の承認を得て、大規模修繕とは別に単独工事として実施した
  • 地下ピット内の軽微な工事で外観に影響せず、居住しながら工事ができたので好評であった
  • 東日本大震災時に、他の棟では若干の被害が出たが、4号棟は被害が最も少なかった
  • 耐震診断、耐震改修設計、施工の各段階で、江戸川区都市開発部建築指導課構造係の方とよく相談させてもらった
  • 理事会では、修繕積立金の見通しがつけば、100年マンションも夢ではないという意見が出ている
  • 江戸川区内耐震問題等検討協議会(現:江戸川区内マンション協議会)を立ち上げ、当組合がリーダーとなった
    活用助成制度
  • 江戸川区:耐震改修工事費助成制度
    経緯
    平成23年     工事着工、完成
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
    工事写真
    建物外観
    外観
    現場チェックの様子   あと施工アンカーの試験打ち
    現場チェック   あと施工アンカー試験打ち
         
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    マンション再生協議会