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<相見積りにより設計監理費用を吸収する節約を行った給水方式変更の事例>
事例番号 B−018
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
       
工事内容 給水方式変更
埋設管更新工事
  • 耐久性 耐用性
    給水システムを受水槽圧送ポンプ方式から直結直圧方式に変更
        屋外埋設配管を全面更新
  • 耐震性 鋳鉄管、塩ビライニング鋼管から耐震性のある高密度ポリエチレン管に変更
    工事費・工期 給水方式変更
    埋設管更新工事
    約72,000千円 工事期間
    実施時期
    給水方式変更
    埋設管更新工事
    平成21年(2009年) 実施時築後年数 27年
    所在地
    建物の概要
    建築時期 昭和57年(1982年)竣工
    階数・棟数 地上2・3階建 40棟 戸数 236戸
    敷地面積 延床面積
    構造 鉄筋コンクリート壁式構造
    その他 エレベータ無
    特徴
  • 大規模修繕工事と同時に行った
  • 維持管理費が高額化し、2006年の長期修繕計画の見直しの際、検討を開始した
  • 既設設備を更新するか、システム交換するか検討した結果、工事費が約90,000千円もの差となったため、直結直圧方式に変更を決定
  • 屋外埋設管も漏水事故が多発したことから、2002年に劣化調査を行った
  • 給水システムの変更に際し、既設埋設管の経路・配管サイズの変更が必要になり、両工事を同時に行うこととした
  • 2002年の調査結果、2006年の長期修繕計画見直し、2009年の工事実施ともに広報で知らせ、2006年の積立金改定を伴う長期修繕計画の見直しと、2009年の設計完了、工事着工時はブロック別説明会も実施
  • 給水場は圧送ポンプ3台、自家発電機を撤去し防災倉庫として跡地利用、地下の受水槽は残置している
    受水槽がなくなることで、災害時の飲水の確保が懸念されたため、2年後に災害用井戸を掘ることで対処
  • 埋設管は、既設を残し、別経路で高密度ポリエチレン管に更新し、耐久性、耐震性の向上を図った
  • 工事発注は設計監理方式で行ったためその費用は要したが、工事費は6社相見積りにより当初予算より20,000千円減額できたため、設計監理費を十分吸収でき、工事費削減となった
  • 受水槽廃止により衛生面でも有効で、維持管理費の軽減も管理組合には重要であった
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成14年     屋外埋設管劣化診断を実施
    平成18年     長期修繕計画の見直しと修繕積立金の改定を実施
    平成21年     給水方式変更、埋設管更新工事を実施
    業者選定
    改修施工業者

    設計監理方式、工事費相見積り

    設計・施工
    改修施工業者
     
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    マンション再生協議会