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<給水管直結工事に併せ給水管とガス管の更新を同時に行い、その後排水管更新も行った事例>
事例番号 B−002
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
     
工事内容 給水管直結工事
  • 耐久性 耐用性 増圧ポンプ設置、隣接管理組合の高置水槽から切り離し
        各戸に減圧弁付メーターユニット設置
        高密度ポリエチレン管の採用による耐久性の向上
  • 耐震性 高密度ポリエチレン管の採用による耐震性の向上、埋設配管の耐震化
    ガス管更新工事
  • 耐久性 耐用性 屋外埋設管は中密度ポリエチレン管採用による高寿命化
    ピット内配管は外面被覆鋼管採用による耐久性の向上
  • 耐震性 高密度ポリエチレン管の採用による耐震性の向上
    排水管更新工事
  • 耐久性 耐用性 排水用塩化ビニルライニング鋼管(DVLP)の採用による耐食性、高寿命化
  • 耐震性 排水用塩化ビニルライニング鋼管(DVLP)の採用による耐震性の向上
  • その他 各住戸内解体・復旧工事、集会室・自転車置場等の工事箇所の補修
    工事費・工期 給水管直結工事 約14,800千円 工事期間
    ガス管更新工事  約4,090千円 工事期間
    排水管更新工事 約18,500千円 工事期間
    実施時期
    給水管直結工事 平成22年(2010年) 実施時築後年数 29年
    ガス管更新工事 平成22年(2010年) 実施時築後年数 29年
    排水管更新工事 平成25年(2013年) 実施時築後年数 32年
    所在地
    建物の概要
    建築時期 昭和56年(1981年)竣工
    階数・棟数 地上4階〜5階建 2棟 戸数 44戸
    敷地面積 延床面積
    構造 壁式鉄筋コンクリート造
    その他 エレベーター無
    特徴
  • 各工事とも大規模修繕工事とは別に独立して実施した
    <給水管直結工事>
  • 工事費やランニングコストを比較検討し、工事に伴う断水期間も短いこともあり、高置水槽方式から直結増圧給水方式に変更した。
  • 施設維持費を支払う協定を結んでいた隣接管理組合の了解を得て共用の高置水槽から切り離し、2棟に1ユニットの増圧ポンプを設け、各戸の水圧を一定に保つよう減圧弁付メーターユニットを設置した。
  • 住民説明会ではイニシャルコストがかかってもランニングコストが低減できること、水質の安全性が向上することを説明し合意形成を図った。完成まで広報誌で逐一広報活動を行った。
    <ガス管更新工事>
  • 給水管直結工事と同時に施工することで経費削減ができることを説明し広報活動を行うことで、合意形成ができた。
  • 敷地内までのガス本管(鋳鉄管)は劣化が進行していないことから、敷地内屋外埋設管(PLP鋼管+LM継手)とピット内配管を更新した。
  • 屋外埋設管は中密度ポリエチレン管、ピット内配管は耐久性を考え外面被覆鋼管を採用した。
    <排水管更新工事>
  • 長期修繕計画策定委員会で更新と各種更生工法を検討した結果を理事会に答申、消費税増税前実施を決定した。
  • 住民説明会を行い臨時総会で工事実施を最終決定、その後工事説明会を実施、完成まで広報誌で逐一広報活動を行った。
  • 工事は、既存が白ガス管であったことから、劣化診断に基づき全て(台所、洗面、浴室から屋外第一枡まで)更新することにした。
  • 排水方式は単管式とし、竪管はラセンDVLP管を採用、ポット内はVP管とした。
  • 台所等の改修は専用部に入っての工事であることから、居住者の協力の要請を重視した。
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成21年 3月   給水管直結化の住民説明会を開催
    平成22年 5月   給水管直結工事・ガス管更新工事実施を通常総会で決議
    平成22年     工事業者による工事説明会を実施の上、給水管直結工事・ガス管更新工事を実施
    平成24年 12月   排水管更新工事の住民説明会を開催
    平成25年 1月   排水管更新工事実施を臨時総会で決議
    平成25年 4月   工事業者による排水管更新工事説明会を実施
    平成25年     排水管更新工事を実施
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    改修施工業者
     
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    マンション再生協議会